追記「幼児教育無償化」における9月末の報告/20年10月一部追記

皆様

いつも大変お世話になっております。
9月も終わりを迎え、10月より幼児・保育の無償化の運用が始まります。
来年度入園の検討している方には、大変関心の高い制度であります。

そこで、今現在の情報を報告させていただきます。

湘南幼児学園は、利用者給付の施設となっています。
無償化に対する保育料の補助を受けるには、行政が指定する書類提出を行って頂きます。
提出後保育認定の可否が審査され、審査で可とされた利用者の皆さんに保育料(保育料以外の実費は対象外)の無償化(国の予算)が行われます。

現在は、在園児の父母が提出した書類を自治体が審査し、茅ヶ崎市が決定通知が出ましたが、藤沢市は決定通知がまだ来ていません。
申請者は新2号認定利用者となり、保育料(保育料以外の実費は対象外)の無償化(国の予算)と
無償化対象外になった方への助成(自治体の独自予算)が行われます。
費用返還方法に関しては、償還方式(一旦利用者が施設に支払い、その後行政から返還)になります。

湘南幼児学園は、届出済みの私設保育施設(神奈川県の呼称)ですが、藤沢と茅ヶ崎では呼称が違っております。
□ 神奈川県の呼称  →  届出済みの私設保育施設
□ 藤沢市  →  幼児教育施設
□ 茅ヶ崎市 →  幼稚園類似施設

また、私設保育施設は、居住地域により保育の必要性有無で無償化の補助額が違っており、現在行政が調整しています。

必要性のある方(国の無償化予算)
必要が認められない方(自治体独自予算で補填)
国の制度では対象外となりますが、各市が独自に保育費用の補助を行います。
湘南幼児学園に入園・通園する方で、保育の必要性が認められない方は、以下の内容をご理解下さい。

施設として今回の無償化制度の対象か否か → 国の対象外、自治体の認定対象施設

市独自の補助制度により補助する→ 対象(必要性の有無で、国もしくは自治体が補助)

国の補助ではないが、市独自の予算により利用金額の補助を行う(その金額は9月27日現在未確定)。

 

〈藤沢市の制度〉
・保育の必要性がある場合 25,700円(預かり保育を行なった場合 37,000円)
(お仕事を月64時間以上しているなど)(国の無償化予算)
・保育の必要性がない場合 25,700円の全額か一部(自治体独自予算)最終決定は出ていません。
〈茅ヶ崎市の制度〉
・保育の必要性がある場合 25,700円(預かり保育を行なった場合 37,000円)
(お仕事を月64時間以上しているなど)
・保育の必要性がない場合 所得に応じて金額を検討(幼稚園就園奨励補助金等)
隣接地域と格差が無いように、早急に対応を願う陳情を採択、現在検討中。

現状弊園(湘南幼児学園とKram-Skolan保育園)のうち保育園は、企業主導型保育園となっており、認可保育園と同等施設として運営しておりますので、
認可保育園の厳しい運営基準に準じた施設として、無償化対象(1、2歳児は非課税世帯のみ)となっております。

ご不明な点・ご質問などございましたら、お気軽にお電話下さい。

よろしくお願い申し上げます。

※幼児教育・保育の無償化を受け、藤沢市は現在独自に認定した認可外保育施設に対する新たな支援事業を実施しております。支援実施期間は令和元年10月から原則5年間。
令和5年9月までとしておりますが、その後の6ヶ月はそのまま支援を継続するか、別の枠組みで支援を継続するのかは未確定の状況です。
しかし終了期間までに、何かしらの支援を行う予定であるということで検討しております。
21年度入園の園児の方は、卒園まで何かしらの支援をうけることが可能だと認識できる状況です。